災害への対策
DISASTER MEASURES
安定した牛乳供給のため、非常用発電機を設置
三重県は台風災害が多い地区であり、停電による影響は計り知れません。
学校給食をはじめ、牛乳を消費者へお届けする事は、ある意味ライフラインであると考え、災害に強い工場を目指します。
いざという時でも、工場全体の電力を10日間賄えるだけの能力を発揮します。
環境への取り組み
ENVIRONMENTAL INITIATIVES
サスティナブルな資源循環型酪農
多くの飼料を海外からの輸入に頼らなければならない現在の酪農情勢。「このままでは安定した酪農を続ける事ができないのでは?」「子供から孫まで続く酪農をしなければ」このような思いから始まった「資源循環型酪農」。
国内で飼料を調達し自給率を向上させ、牛の排泄物を堆肥化して作物を育て循環させる。たどり着くまで試行錯誤を重ね、今日に至りました。
今では安定した飼料生産ができ、牛にも環境にも優しい酪農が実現できています。
御浜ファームの取組み
- 食品副産物を飼料として活用(食資源の有効利用)
- 自家堆肥で飼料用稲を委託栽培(循環型酪農)
全酪農での取組み
- 自家堆肥で飼料用稲を委託栽培(循環型酪農)
- 自家堆肥で飼料用作物を自家栽培(循環型酪農)
- 飼料用米の活用(地域の水田利用促進)
稲WCS - 乳牛の堆肥で育てた飼料用稲
牛の堆肥をより有効的に利用できないか。休耕田が多く農業が衰退している。これらの問題を解決するために飼料用に開発された稲があります。
堆肥を田んぼに還元し、飼料用の稲を育て、それを牛が食べる。理想とした循環型酪農がそこにあります。飼料の自給率向上と休耕田の活用。地域とともに歩んでいきます。
利用メリット
【牧場の自給率工場】牧草の自給率向上
【環境保全】休耕田の利用促進→CO2削減・治水・新たな農業の発生
【堆肥の還元】循環型酪農の実践
余剰原料の活用
製造時に余った原料を養豚会社に提供し飼料として活用しています。
営業車はハイブリッド車を使用
営業車は6台すべての車両でハイブリッド車を使用しており、ガソリン消費量を抑えることで環境負荷低減に取り組んでいます。
森林認証の紙パックを使用
森林を守る取り組みとして森林認証を取得した紙パックを使用。メーカー別でFSCマークかPEFCマークのいずれかを表示しています。
地域への貢献
CONTRIBUTION TO THE COMMUNITY
5000リットル牛乳パック!大内山ICに巨大モニュメントを設置
映えるスポットとして人気の、街を代表する観光スポットになった5000リットル牛乳パック。大内山の玄関口となる大内山ICのそばにある大紀公園に設置されています。表はおなじみ大内山牛乳。裏は・・・!? ぜひお越しください。
小学生の工場見学を通じた食育
大内山酪農本社の工場見学を通じ、小学生へ食品が出来上がるまでの工程を学習して頂いています。また、学校や生協に出向き、商品学習をして酪農への理解を深めてもらっています。
独自のコンプライアンス綱領を策定
厳しい社会からの選択評価の中において生き残るため、組合が社会に求められているものは何かを常に考え、行動する指針となるコンプライアンス綱領を策定し、実践しています。
周辺エリアの美化活動
定期的に工場周辺の道路の清掃活動を行っています。
各種団体への寄付
大紀町社会福祉協議会や、地域町内会へ活動資金の寄付を行っています。また、取引先のCSR活動に協賛し、子供の困窮問題に取り組む居場所づくりや学習支援に活用する資金を援助しています。